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緒言(1ページ) 分子研リポート2009 | 分子科学研究所

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Academic year: 2018

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点検評価と課題 273

7.点検評価と課題

第一期中期計画の最終年に当たり大学評価・学位授与機構による大掛かりな評価が行われたことから,自己点検評 価は比較的小規模に行いました。新しい2名の外国人運営顧問を委嘱し,その方々に研究領域と施設等の全体評価を 行って頂きました。訳文と共に本リポート 7 章に掲載してあります(ここに公開されているもの以外に,所長宛に非 公開の報告も頂いております)。研究環境の良さと研究水準の高さについてはお褒めを頂いている反面,何時もなが らではありますが,優れた博士課程学生とポスドクの数が少ないこと,従って,研究室のサイズが小さいことを指摘 されています。科学研究費等の学術研究用外部資金のより一層の獲得が望まれるところです。これ以外に,毎年1月 末に,グループリーダー(教授及び准教授)による研究発表会を実施し国内の研究顧問の先生方に御願いして非公開 評価を行って頂いております。更に今回は,920M H z. NM R に係る研究活動について M ax- Pl anck(G ötti ngen)研究所 の Griesinger 教授に非公開分を含めた評価をして頂きました。これも訳文共々 7 章に掲載されています。

研究グループサイズが小さいと言う問題を研究所側からの支援で少しでも改善するための施策として,経常的研究 費で IMS フェローあるいは特任助教をグループリーダーの研究計画に基づいて雇用出来る体制を確立し(特任助教の 場合には委員会で審査を行います),既に数名の特任助教を雇用しています。また,研究グループサイズ拡大の一方 策として,大学との連携を深めるべきであるとの指摘も頂いております。今後の検討課題であろうと考えます。また, 共用の基盤的研究設備の整備を目指して予算の許す範囲で少しずつながら設備の購入を進めています。

その他,序言でも述べた若手研究者の育成と大学共同利用機関の将来のあり方については今後真剣な検討が必要で あると思われます。

いずれにしろ,何と言っても大事なことは,教授,准教授が分子科学における新分野を創出し世界においてその分 野をリードして行く努力を,独自性と気概を持って,進めていくことであります。皆様のご支援をも御願いするとこ ろであります。

(中村宏樹)

参照

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